
工場でライン作業の仕事について知りたいのですが・・・

僕はライン作業の仕事で3年ほど働いていた経験があるから
参考として教えるね。
工場の仕事には『ライン作業』というものがあります。
「モノづくりが好き」「体を動かして仕事がしたい」という人は参考にしてみてください。
この記事を読むことで
・ライン作業の特徴について知れる
・ライン作業の仕事に向いている人、不向きな人が分かる
それでは、始めていきますね!
ライン作業の仕事とは?

「ライン作業」と聞くと、イメージできる人がどのくらいいるのか分かりませんが
簡単に言うと、ライン→線(つながり)→流れ作業とイメージしてもらえれば良いかと思います。
ほとんどの工場では「ベルトコンベア」を利用して、商品をその上に流し任された業務を遂行するという感じです。
ライン作業の仕事【メリット】

ライン作業の仕事のメリットを4つ紹介します。
・覚えやすい
・1人で作業できる
・慣れてくれば別のことを考えて仕事できる
・転職しやすい
1つずつ詳しく解説していきますね。
覚えやすい
ライン作業は流れ作業なので、基本的に同じ工程を繰り返します。
商品によっては難易度に波はありますが、やる流れは一緒です。
ライン作業での仕事は比較的、生産する数も多いので、それだけ覚えることに時間を使えます。
最初のうちは「これをこうして…」みたいに考えながら作業をしなければいけませんが、慣れてくれば意識しなくても体が覚えてきます。
1人で作業できる
コミュニケーションが苦手な人には向いていると思います。
流れ作業なので、完全に1人というわけではありませんが
そのポジションの業務は、あなた1人に任されることがほとんどです。(最初のうちは先輩が指導してくれる会社がほとんどなので心配は不要です。)
工場の環境にもよりますが、僕が勤めていた会社は金属音が大きく耳栓をしなければいけない会社だってので、大きな音を利用して鼻歌を歌っていた人もいました。
慣れてくれば別のことを考えて仕事できる
どの仕事も慣れてくれば別のことを考えれるかもしれませんが、ライン作業は他の仕事に比べても頭が疲れにくいので好きなことを考えられますね。
次の仕事の内容のことを考えてもいいですし、帰宅後や休日の過ごし方を考えていいです。
みんなが黙々と作業をしているので、作業さえ止めなければ何をしてても大丈夫ですよ!
転職しやすい
ライン作業の仕事は比較的に転職しやすいです。
基本的に「学歴」や「資格」の有無を気にしない企業がほとんどですね。
必要な資格は入社してから、会社が負担して取りに行かせてくれると思いますよ。
少なくとも僕の勤めていた企業は自己負担の企業は1社だけでした。(転職5回以上経験あり)
また、ライン作業の仕事に限らず工場の仕事は比較的に転職しやすいです。
詳しくは下記の記事を参考にご覧ください。
>>【体験談】工場勤務の仕事はきつい?どんな人に向いているのか解説
ライン作業の仕事【デメリット】

ライン作業の仕事のデメリットを紹介しますね。
・流れ作業なので人のペースに合わせる必要がある
・人とあまり会話ができない
・時間管理
・長時間の集中力が必要
それでは、1つずつ詳しく解説していきますね。
流れ作業なので人のペースに合わせる必要がある
流れ作業の最初の壁は、やはり「人のペースに合わせないといけない」ということが大変かもしれません。
①材料を出す
②品物をつくる
③検品する
④梱包する
という順番で流れ作業を行っていたとします。
※これは、例として出していますがこの流れは時間のかかる作業なので普通の流れ作業とは異なります
あなたが③検品する仕事を任されていた場合、②品物をつくる人が遅ければ、それだけあなたの作業は止まり④梱包する人へも仕事を流せません。
または、あなたが②品物をつくるのに手間取ってしまえば周りからの煽りを受ける可能性もあります。
最初はペースを合わせることは難しいですが、やっていくうちに慣れてくるので最初の数か月は頑張ってみましょう!
人とあまり会話ができない
ライン作業の仕事は協力して1つの商品を作っていますが、1つの業務に携わる人数は1人のことが多いです。
そのため、作業時間の間は孤独との戦いで黙々と作業に没頭するしかないですね。
しかし、メリットでも話しましたが1人が好きな人は流れさえ掴めれば楽しいと思いますよ。
時間管理
入社したばかりの頃はあまり気にしなくて大丈夫な話ですが。
流れ作業の分、なかなか急にはストップをかけられません。
お昼休憩になるまでに「ここにある分は流しても大丈夫だ」
就業時間終了までに「〇〇個は終わらせないといけないから、その段取りを考えないと」
というように時間管理をしていく必要がありますね。
長時間の集中力が必要
ライン作業の仕事の場合、基本的に立ち仕事であることが多いと思うので足が疲れてきます。
その疲れによって不良品を出してしまったり、ケガをする恐れがあります。
また、同じようなことの繰り返しなので飽きてきて集中力が切れる可能性も十分にあり得ますね。
ライン作業の仕事に向いている人

ライン作業の仕事のメリット・デメリットをお伝えしてきました。
そのうえで、ライン作業の仕事に向いている人とはどんな人なのかお伝えしますね。
・1人で黙々と作業に打ち込める人
・忍耐力のある人(数か月は勤めていられる人→数か月で慣れてくる)
・体を動かす、立ち仕事に耐えられる人
3つほど書きましたが、1人で黙々と作業に打ち込めるような人であれば大丈夫です。
あとは入社してから経験とかで身についてくるので、まずは入社してみましょう!
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