
仕事は行っているけど、目標がないから
モチベーションも上がらなくて毎日ツライ…。
社会人の多くの人は日々、生活のために仕事に行かれていると思います。
1日8時間程度会社で働いているのにモチベーションが上がらないと、やる気も出ないですよね。
この記事を読むことで
・目標を定め日々楽しく仕事をする方法が分かる
・上司に評価され給料UPの可能性が上がります
それでは、解説していきますね。
仕事の目標が思いつかない原因とは

まず、初めになぜ目標が思いつかないのか考えてみるといいです。
どんな仕事であっても目標は立てられます。
そのため、まずは原因を追究してみましょう。
大きく分けて2つほどに絞れるのではないでしょうか?
・自分のやりたい仕事ではない
・職場での自分の役割を把握できていない
自分のやりたい仕事ではない
自分のやりたい仕事ではない企業に就職された方は、目標を定めるの難しいですよね。
僕自身、もともと好きでもない業種に就職していたので共感できます。
僕は転職という手段を使って、その業種からは離れましたが、人によっては嫌でも続ける必要のある人もいますよね?(家族のため、親の自営業の後継者など)
自分のやりたくない仕事をする人への対策
自分の置かれている状況を客観視することが大切になってきます。
言い方を変えると『キャリアビジョン』を思い描きましょう。
①現在の自分の立ち位置を把握
・今の自分はどんな業務内容を行っているのか?
・今の自分はどんなスキルや資格を持っているのか?
・今の自分はどんな成果を挙げているのか?
まずは、自分の現状の立ち位置を把握してみましょう。
②今後のキャリアビジョンを思い描く
目の前のことばかり見ているために、仕事にやりがいを感じず目標を立てられない可能性も考えられます。そのため、未来のことを考えてみましょう。
・「将来は〇〇できるようになりたいな」
・「部署リーダーになりたいな」
みたいな目標を考えてみましょう。
しかし、ここで1つ注意点があります。
未来のビジョンを思い描くときは数字を使って具体的な目標にしましょう。
【例】
・「1年以内に〇〇の資格を取得する」
・「3年後には部署リーダーになる」
・「売上を前月より10%上げる」
このように数字を使って期限や具体的な目標を立てるように心がけるとよいと思いますよ。
職場での自分の役割を把握できていない
仕事をしていても、日々言われた作業だけを単調に行っていると目標は立てづらいです。
「この仕事は何のためにするのか?」
「この製品は日常のどんな製品に使われているのか?」
という疑問を解決することで仕事への理解が深まります。
自分がこの仕事をしている意味を把握することで
「この仕事は、世のこんなに便利なことに使われているんだ!」ということが知れると
自分は世の中に貢献しているということに気付き、モチベーションが上がることもあります。
僕は過去に製造業の仕事に勤めていたのですが
「この製品なんだろう?」と疑問に思っていたところ上司から
「この品物は家の壁に埋め込まれているコンセントのパーツだよ。これは夜道を明るく照らす街灯だよ。」など教えて頂いて、みんなが使っているものを造っている会社なんだと感動したことがあります。
自分がこの仕事をしている意味が分からないという人は、上司や先輩に聞いてみるといいと思います。
上司に尋ねることで「やる気のある社員だな」と評価されることもあるかもしれませんね。
仕事をする上での目標の立て方【定性目標】【定量目標】

ここからは目標の立て方の話をしていきます。
まず、目標を立てる上で2種類の方法があります。
・定性目標
・定量目標
聞きなじみのない方もいると思うので1つずつ説明していきますね。
定性目標とは
定性目標とは・・・
「今後どんなことを成し遂げたいのか?」
「今の状態をどう変えたいのか?」
というような目標ですね。
もう少し分かりやすくするために具体例を出しますね。
・「今の自分では難しいけど、難易度の高い製品も作れるようになりたい」(製造業)
・「スキルアップをして売り上げUPを目指す」(事務職)
・「営業範囲をを拡大して顧客様と契約件数を伸ばす」(営業職)
このように、「抽象的」な目標になります。
定量目標とは
定量目標とは・・・
「目指す目標を数値化した目標のこと」
こちらも具体例を出しますね
・「1週間かかっていた商品を5日で完成させる」(製造業)
・「売り上げを前年よりも10%UPを目指す」(サービス業)
・「顧客契約件数を10件増やす」(営業職)
このように、数値化して「具体的」な目標になります。
目標設定の手順

先ほど、『定性目標』と『定量目標』の話をしましたね。
簡単に説明すると
定性目標:抽象的な目標
定量目標:具体的な目標
ということは理解して頂けましたか?
では手順の説明をします。
【定性目標】→【定量目標】
※『定性目標』を達成するために『定量目標』を掲げる。
この流れで目標を立てていきましょう。
ここでは、『定性目標』を達成するために『定量目標』を掲げると書きましたが
すぐに具体的な目標を立てづらいという方は、ひとまず『定性目標』だけでも掲げてみましょう。
流れをつかんできてから『定量目標』を掲げるという流れでも、個人的にはいいと思います。
仕事の目標は【SMARTの法則】を活用

「SMARTの法則」って何ですか?
まずは「SMARTの法則」をわからない方がいると思いますので説明をしますね。
【SMARTの法則】
S=Specific:具体的に
M=Measurable:測定可能な
A=Achievable:現実的に達成可能な
R=Result-oriented:成果に基づいて
T=Time-bound:期限
「SMARTの法則」とは、このように1つ1つに分けて
当てはめ目標を立てやすくする方法です。
詳しく解説していきます。
Specific:具体的に
あいまいな目標ではなく、具体的で実現する様が目に見えることが重要。
【「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どのように」「どうした」】→5W1H
を明確にすると良いと思います。
Measurable:測定可能な
数値化した目標を掲げます。
「いつまでに→〇月△日までに」(〇・△には数字が入ります)
「売り上げ10%UP」など
数値化しないと目標があいまいな状態です。
Achievable:現実的に達成可能な
非現実的な目標は掲げたところ、達成不可能です。
達成可能な目標を掲げることで「やってやる!」という気持ちにつながり行動に移せます。
また、非現実的な目標はモチベーションが下がる要因になるので注意しましょう。
もし、目標を掲げたけど達成が難しいと判断した場合は軌道修正して目標達成に向けて行動しよう。
Result-oriented:成果に基づいて
目標設定は、成果に基づいて設定する。
過去の成果から分析して、今後の目標を設定する目安にしよう。
Time-bound:期限
目標には必ず期限を設定しましょう。
「近日中」や「〇月中には」みたいな範囲が広い期限はNGです。
「〇月△日までに」(〇・△には数字が入ります)
のように具体的な期限を設けるように心がけてください。
まとめ
・現在の自分の立ち位置を把握
・今後のキャリアビジョンを思い描く
目標を定めるには2種類の方法がある
・定性目標:抽象的な目標
・定量目標:具体的な目標
『定性目標』→『定量目標』の順番で目標を掲げる。
・仕事の目標を具体的に掲げるために『SMARTの法則』を活用しよう。
仕事の目標を掲げモチベーションが上げて、仕事を頑張っていきましょう!
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